2018年08月23日
M19 スペシャルワンオフカスタム 製作中 ⑤
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M19 スペシャルワンオフカスタム 企画中 ① からご覧ください。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
さて、次はリボルバー側のフレームに入る結合部品の製作です。
結合部分の部品はアルミですと強度不足なので真鍮から削り出していきます。


スカスカな寸法ではよくないので、ここは若干圧入くらいの寸法で加工します。

実際にフレームに挿入して確認しながらピッタリな寸法です♪
次に反対側をねじ切り加工します。
アウターブロックにあるネジと合わせて切り込みを調整しながら精密なネジを加工します。


チェンバー部分が入る内径の加工です。

外側内側ともに精密に加工ができた部品です。

チェンバー部品に装着してみた画像。

アウターブロック内に組み込んだ画像です。
非常に精密な寸法で仕上がりました。活、可動部分はスムーズに動きます。
樹脂製品と合わせるのはとても気をつかいます。なぜなら金属加工品はフラットな直線ですが、樹脂はフラットな平面ではなく、凸凹しているので金属同士の時での寸法で加工すると引っかかったりしてうまく動かないからです。
今回も、チェンバー側の樹脂の部分を少しだけ機械で切削加工しました。真鍮のバレル部分を中心として加工したので組み込んだ時にも芯がでて良いです。
バレル回りだけでも超高品質な部品ですね!
ここから、アウターブロックのフライス加工に続きます。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
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実際にフレームに挿入して確認しながらピッタリな寸法です♪
次に反対側をねじ切り加工します。
アウターブロックにあるネジと合わせて切り込みを調整しながら精密なネジを加工します。


チェンバー部分が入る内径の加工です。

外側内側ともに精密に加工ができた部品です。

チェンバー部品に装着してみた画像。

アウターブロック内に組み込んだ画像です。
非常に精密な寸法で仕上がりました。活、可動部分はスムーズに動きます。
樹脂製品と合わせるのはとても気をつかいます。なぜなら金属加工品はフラットな直線ですが、樹脂はフラットな平面ではなく、凸凹しているので金属同士の時での寸法で加工すると引っかかったりしてうまく動かないからです。
今回も、チェンバー側の樹脂の部分を少しだけ機械で切削加工しました。真鍮のバレル部分を中心として加工したので組み込んだ時にも芯がでて良いです。
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2018年08月21日
M19 スペシャルワンオフカスタム 製作中! ④
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さて、ある程度設計が終わりましたので、できた所から製作に入ります。
30Фの素材から加工していきます。
バンドソーで材料の切り出し。


外周はサーメットでも綺麗に加工できるのですが、今回はダイヤモンドチップで表面を仕上げます。
非鉄金属の加工はダイヤチップで加工するととても美しい加工表面になるのです。

次はインナーバレルが入る穴の加工です。
ドリルで穴を空けてる所です。

インナーバレルの外径がちょうど良い数字だったのでリーマー加工をせずに精度の良い穴に加工できました。

インナーバレルの通り穴が加工できたので、チェンバー部分が入る穴を加工します。

ドリル加工後、内径加工をしてチェンバー部分がスムーズに可動する寸法で加工できました。

ここで一旦端の掴み部分を切り落としします。
あまり長いとフレが大きくなり、精密な内径加工やネジ加工が難しくなるからです。
掴み直して、ソリッドバーで精密に内径加工していきます。


奥の場所へ溝入れ加工。

そしてネジ切り加工です。

ピッチ0.5の精密なネジ切り加工ができました。

次に一旦外して、反対側の加工をします。ここはポートを開けたヘッド部分(銃口)を付ける場所です。圧入で取り付ける予定なのでねじ切りなしで予定の寸法へ加工しました。


このような仕上がり。といってもまだ5割くらいの加工です。
ここからさらに細かな加工をしていき、アウターバレルのブロックが出来てきます。
写真が多くなってきたので一旦ここで次の記事に続きます。
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バンドソーで材料の切り出し。


外周はサーメットでも綺麗に加工できるのですが、今回はダイヤモンドチップで表面を仕上げます。
非鉄金属の加工はダイヤチップで加工するととても美しい加工表面になるのです。

次はインナーバレルが入る穴の加工です。
ドリルで穴を空けてる所です。

インナーバレルの外径がちょうど良い数字だったのでリーマー加工をせずに精度の良い穴に加工できました。

インナーバレルの通り穴が加工できたので、チェンバー部分が入る穴を加工します。

ドリル加工後、内径加工をしてチェンバー部分がスムーズに可動する寸法で加工できました。

ここで一旦端の掴み部分を切り落としします。
あまり長いとフレが大きくなり、精密な内径加工やネジ加工が難しくなるからです。
掴み直して、ソリッドバーで精密に内径加工していきます。


奥の場所へ溝入れ加工。

そしてネジ切り加工です。

ピッチ0.5の精密なネジ切り加工ができました。

次に一旦外して、反対側の加工をします。ここはポートを開けたヘッド部分(銃口)を付ける場所です。圧入で取り付ける予定なのでねじ切りなしで予定の寸法へ加工しました。


このような仕上がり。といってもまだ5割くらいの加工です。
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2018年08月10日
M19 スペシャルワンオフカスタム 企画中 ③
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さて、ある程度外側のデザインとCAD書きが終わったので、内部の設計に移行します。
このアウターバレルの中身についてどうしようか悩んでいました。

これをフライス加工して、設計したアウターボディ内に収めるか、中身のバレルとチェンバー部分取り出して使うか。
はたまた、バレルもチェンバーも独自に設計して製作するか・・。
どうやって中身取れるのかなぁ~?と見てましたが、もう思い切って割って中身を取り出します。

先の尖がったピンセットでウリウリ~

意外と綺麗に分解できました♪
まーよくできてますね~って感じ。鉛が入ってるんですね~。
まぁ隙間がいっぱいで、精度なんてどうでもよくて、なんとなく弾が飛べば良いというホビーらしい良くできた構造です。
中身のバレルユニットだけ取り出して、アウターバレルブロックの中身の設計をしたいと思います。
少し計測したところバレル材は工業規格にそった素材から加工してあったのでmm単位で設計がしやすそうです。
寸法を測って白い紙にメモ、と同時に移植する側の設計もメモメモしました。
次はCADに乗せて細かな調整です。
ここの設計が終われば、一度バレルブロック周りの試作に入れるかなと思います。
さて、リボルバー好きの方は観てらっしゃるでしょうか?
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これをフライス加工して、設計したアウターボディ内に収めるか、中身のバレルとチェンバー部分取り出して使うか。
はたまた、バレルもチェンバーも独自に設計して製作するか・・。
どうやって中身取れるのかなぁ~?と見てましたが、もう思い切って割って中身を取り出します。

先の尖がったピンセットでウリウリ~

意外と綺麗に分解できました♪
まーよくできてますね~って感じ。鉛が入ってるんですね~。
まぁ隙間がいっぱいで、精度なんてどうでもよくて、なんとなく弾が飛べば良いというホビーらしい良くできた構造です。
中身のバレルユニットだけ取り出して、アウターバレルブロックの中身の設計をしたいと思います。
少し計測したところバレル材は工業規格にそった素材から加工してあったのでmm単位で設計がしやすそうです。
寸法を測って白い紙にメモ、と同時に移植する側の設計もメモメモしました。
次はCADに乗せて細かな調整です。
ここの設計が終われば、一度バレルブロック周りの試作に入れるかなと思います。
さて、リボルバー好きの方は観てらっしゃるでしょうか?
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2018年07月31日
M19 スペシャルワンオフカスタム 企画中 ②
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http://madandesign.militaryblog.jp/e935221.html

2つ程デザイン画を描いていましたが、1つ目より二つ目に書いたデザインがしっくり来たので
そのデザインを元にCADでの設計作業を開始したいと思います。
デザイン画はお見せできませんがイメージとしては
現代的なタクティカルっぽい雰囲気です。

カッコ良く、迫力のある一品にしていきたいと思います。
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http://madandesign.militaryblog.jp/e935221.html

2つ程デザイン画を描いていましたが、1つ目より二つ目に書いたデザインがしっくり来たので
そのデザインを元にCADでの設計作業を開始したいと思います。
デザイン画はお見せできませんがイメージとしては
現代的なタクティカルっぽい雰囲気です。

カッコ良く、迫力のある一品にしていきたいと思います。
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2018年07月20日
M19 スペシャルワンオフカスタム 企画中


M19 をベースにスペシャルなワンオフカスタムを企画中です。
現在、デザインを考察中!
工業人であるわたくしがデザイン制作したらどのようになるか
また、性能はどのように進化するか
自分の工業知識と技術で頑張って一つ作品を造ってみようと思います✨
製作過程も後々UPしていこうと思いますので、応援宜しくお願いします(*‘∀‘)
また、インスタグラム始めました✨
よかったらフォローしてください ⇒ https://www.instagram.com/madan.gun_design/
2018年07月11日
グロック19 アウターバレル 続き 4
チェンバー加工の続きです。
この記事から見た方は、こちらのチェンバー加工その1~その2からご覧ください。
その1
http://madandesign.militaryblog.jp/e934279.html
その2
http://madandesign.militaryblog.jp/e934292.html
その3
http://madandesign.militaryblog.jp/e934301.html
続きです。
細かな角度のある加工をしていきます。




ここから4㎜幅の溝を入れる加工をします。

だいぶ形になってきました。




実銃の場合は多分この構造でスライドが引けるはずですが、エアソフトの場合は構造や寸法が違いますので
エアソフトの寸法、構造に合わせて
ここからされに加工を追加します。
続きます。
この記事から見た方は、こちらのチェンバー加工その1~その2からご覧ください。
その1
http://madandesign.militaryblog.jp/e934279.html
その2
http://madandesign.militaryblog.jp/e934292.html
その3
http://madandesign.militaryblog.jp/e934301.html
続きです。
細かな角度のある加工をしていきます。




ここから4㎜幅の溝を入れる加工をします。

だいぶ形になってきました。




実銃の場合は多分この構造でスライドが引けるはずですが、エアソフトの場合は構造や寸法が違いますので
エアソフトの寸法、構造に合わせて
ここからされに加工を追加します。
続きます。
2018年07月10日
グロック19 アウターバレル 続き 3
チェンバー加工の続きです。
この記事から見た方は、こちらのチェンバー加工その1~その2からご覧ください。
その1
http://madandesign.militaryblog.jp/e934279.html
その2
http://madandesign.militaryblog.jp/e934292.html
スライド上部に当たる部分の角度の加工などが続きます。





ロッキング機構になる箇所の幅の寸法の加工まで終わりました。


だいぶ雰囲気がでてきましたね。

右が加工前。左がこの時点での加工後。
続きます。




大分形が見えてきましたが、細かな面取り加工や溝加工が続きます。
この記事から見た方は、こちらのチェンバー加工その1~その2からご覧ください。
その1
http://madandesign.militaryblog.jp/e934279.html
その2
http://madandesign.militaryblog.jp/e934292.html
スライド上部に当たる部分の角度の加工などが続きます。





ロッキング機構になる箇所の幅の寸法の加工まで終わりました。


だいぶ雰囲気がでてきましたね。

右が加工前。左がこの時点での加工後。
続きます。




大分形が見えてきましたが、細かな面取り加工や溝加工が続きます。
2018年07月09日
グロック19 アウターバレル 続き 2
チェンバー加工の続きです。
この記事から見た方は、こちらのチェンバー加工その1からご覧ください。
http://madandesign.militaryblog.jp/e934279.html

ローディングノズルが収まる部分の加工をしていきます。

ローディングノズルが収まる箇所の加工ができました。



アウターバレルがねじ込まれる箇所のネジ加工です。

アウターバレルの根本をネジ切り加工していきます。

綺麗にネジ切り加工ができました。

ねじ込んでみてネジのキツさを調整しているところです。


組み立ててみた所。
大分形になってきましたが、チェンバーの細かな加工がまだまだ続きます。
加工中の様子を動画にまとめてみました。
ここからがとても細かな加工が続きます。
角度のある面取りや溝のような加工、神経の使う加工が続きます。
続く。
この記事から見た方は、こちらのチェンバー加工その1からご覧ください。
http://madandesign.militaryblog.jp/e934279.html

ローディングノズルが収まる部分の加工をしていきます。

ローディングノズルが収まる箇所の加工ができました。



アウターバレルがねじ込まれる箇所のネジ加工です。

アウターバレルの根本をネジ切り加工していきます。

綺麗にネジ切り加工ができました。

ねじ込んでみてネジのキツさを調整しているところです。


組み立ててみた所。
大分形になってきましたが、チェンバーの細かな加工がまだまだ続きます。
加工中の様子を動画にまとめてみました。
ここからがとても細かな加工が続きます。
角度のある面取りや溝のような加工、神経の使う加工が続きます。
続く。
2018年07月09日
グロック19 アウターバレル 続き
チェンバー部分の材料はこちら。

アルミ A2017 ジュラルミンと呼ばれる素材です。鋼に匹敵する強度を持つ合金で、ホビー製品として出回ってるA5000系のアルミ製品(アルミアウターバレル)などより強度が高いモノになります。
また、鋳造と違い一面一面フライス加工をして行きますので、大変手間と時間が掛かっていくでしょう。
Let's Try!!

本当は具体的な数値が書かれたCAD図面があるのですが、そこはお見せできないので、イメージを。
この素材からチェンバー部分が2個できます。

ここは後ろ部分。


スライドの凸の部分にピタリとハマるようになりました。

スライドに隠れてる部分の加工。

青ニスを付けて印、バンドソーと呼ばれる機械で2つに切断します。

2つの両端を予定の寸法まで加工し終えたモノ。

青ニスを除去して綺麗になったところ。
両端を予定寸法まで加工して青ニスを拭き取った動画です。
引き続き細かな加工が続きます。
続きは次の記事でご紹介します。

アルミ A2017 ジュラルミンと呼ばれる素材です。鋼に匹敵する強度を持つ合金で、ホビー製品として出回ってるA5000系のアルミ製品(アルミアウターバレル)などより強度が高いモノになります。
また、鋳造と違い一面一面フライス加工をして行きますので、大変手間と時間が掛かっていくでしょう。
Let's Try!!

本当は具体的な数値が書かれたCAD図面があるのですが、そこはお見せできないので、イメージを。
この素材からチェンバー部分が2個できます。

ここは後ろ部分。


スライドの凸の部分にピタリとハマるようになりました。

スライドに隠れてる部分の加工。

青ニスを付けて印、バンドソーと呼ばれる機械で2つに切断します。

2つの両端を予定の寸法まで加工し終えたモノ。

青ニスを除去して綺麗になったところ。
両端を予定寸法まで加工して青ニスを拭き取った動画です。
引き続き細かな加工が続きます。
続きは次の記事でご紹介します。
2018年06月21日
グロック19 アウターバレル
職人K です。
現在、とある方のご希望により グロック19 のアウターバレル削り出しを設計製作中です。


通常のアウターバレルから、海外で話題のアウターバレルをデザインUP。
1から設計して制作を進行中です。
進展がありましたらまた記事を書きたいと思います。